【オーシャン東九フェリー】東京と福岡をフェリーで移動！想像以上に快適でした！

みなさんこんにちは。

Kateです。（Twitter：＠Is_kate27）

東京⇔福岡を移動する際、みなさんはどのような手段で移動しますか？？
飛行機での移動が一般的かと思います。

ですが今回は、あえてフェリーで移動してみました！

片道36時間を要すので、時間がもったいなとも思いましたが、
結論：案外悪くない！
ゆったりと快適に過ごすことができました。

今回は、オーシャン東九フェリーを実体験と共にご紹介します。

あえてフェリーを選んだ

年末の帰省で、東京⇔福岡の移動手段を10月頃から迷っていました。

例年は飛行機での移動をしていますが、普通すぎるのでなにかおもしろい移動手段がないか探していました。

そんな時、長距離フェリーの広告を見つけ、即決しました！時間はかかるものの、ゆったりとした時間を過ごせる移動手段でしたので、フェリーを使うことにしました。

オーシャン東九フェリーとは

オーシャン東九フェリーは、東京⇔徳島⇔福岡を結ぶ、長距離フェリーです。

運営会社はオーシャントランス株式会社です。

オーシャン東九フェリー「りつりん」船内紹介

今回乗船した「りつりん」の船内を紹介します。

想定以上に広々としており、乗船人数に対してなかり余裕のあるゆったりとして船内となっています。

オーシャンプラザ

食事やPC作業など、利用者全員が利用できるフリースペースです。

食事スペース

「りつりん」には食堂やレストランなどは無く、食事類は全て自動販売機で購入することができます。
ー種類ー
●冷凍食品
●カップラーメン
●パン
●お菓子・おつまみ

価格帯ですが、コンビニと同等のイメージです。意外と良心的な金額で食べ過ぎに注意です！

寿司セット　400円

もつ煮込み（たしか700円）

そばとなすの味噌汁（たしか500円）

そばは冷凍状態で自動販売機で売られています。
購入後、備え付けの業務用電子レンジで解凍をします。

食品によって使用できる電子レンジが異なります。
ですが、食品のパッケージと電子レンジに丁寧に説明の記載がありますので、迷うことなく調理することができます。

取り皿、紙コップ、お箸、調味料など、完備されています。
船内で購入していなくても使うことは可能です！

シンクも完備されています。
持ち込んだ食器類を洗うことや、カップ麺の余ったスープなど捨てることができます。
（赤ちゃんの哺乳瓶を洗っている方もいました）

給茶機も完備されています。
極論ですが、飲み物はこれさえあれば問題ないです！

インフォメーション

船内にインフォメーションがあり、スタッフが常駐しています。
主要時間帯しか解放していませんが、困りごとがあった際は尋ねることができます。

ちなみに、船長制服の貸し出しがあるようです。着用して記念に写真撮影もできます！

乗船記念パネル

乗船記念の撮影ができるパネルがインフォメーション横に設置されています。

現在地を確認できるモニターもあります。

喫煙所

船内には2カ所喫煙所が完備されています。

ロッカールーム

貴重品を預けることができるロッカールームが完備されています。
船内では盗難の恐れもありますので、是非利用するようにしてください。
100円必要ですが、返却方式のロッカーですので無料で使用することができます！

ちなみに、船内放送で何度も貴重品に関するアナウンスがありました。

ペットルーム

ペットルームも完備されています。事前予約制です。
預けている方以外は立ち入り禁止でした。
ケージが複数個あり、そこに乗船中入れておくことができます。

ゲームコーナー

娯楽施設として、ゲームコーナーがあります。
スロット台が5台ありました。

番号札を落とすことができたら、その番号の景品がもらえるゲームもあります。
全て取ってやろう！と企みましたが、完敗でした。。。。

リラクゼーションスペース

船内中央部にリラクゼーションスペースがあります。
ゆったりと座れる1人用ソファーがあり、テレビはBS放送が放映されています。
（海上では地上波電波は届かないらしい）

コインランドリー

リラクゼーションスペースの横に、コインランドリーが完備されています。
しかも、ドラム式洗濯機が2台！

料金は、一般的なコインランドリーと同等です。
乾燥機まで付いています！

洗濯機では洗えないような大物を洗うことのできる、シンクも完備されています！

船内アメニティグッズ

アメニティの自動販売機も完備されています。
手ぶらで乗船してしまっても、困ることは無いです。

フォアードロビー

日中はカーテンがオープンになっています。
前方の景色が見渡せます。

夜間はカーテンが閉められてしまいます。ご注意を！
（ちなみに夜間は真っ暗すぎて、カーテンが開いていても景色は何も見えません！！）

後ろに、ソファーがあります。座ってのんびりくつろぐこともできます。
（なぜかここで寝ている人もいました）

大浴場

大浴場は、24時間利用が可能です。
乗船して速攻風呂に入りました。

また、下船ギリギリまで利用も可能です。

広々とした大浴場が完備されています。
湯舟のお湯は、常に循環されているようです。

洗い場は6つ完備されています。
シャンプー・ボディーソープもあります。

大浴場の横に、シャワールームも完備されています。

大浴場は最大5名までの制限があります。
各自の履物を足跡の上に置き、現在入浴中の人数を確認することができます。

シャワールームは最大4名まで利用が可能です。

キッズスペース

船内にはキッズスペースが完備されています。

寝室

今回は、2等洋室を予約しました。
（一番安い部屋です）

2等洋室の8人部屋です

2段ベッド式になっています。

布団一式とハンガーが常備されています。

読書灯・コンセントが完備されています。

部屋には、空調も完備されています。
集中管理となっており、温度調節はできませんでした。

各部屋に、アルコール消毒液が完備されています。

６F展望デッキ

フェンスは高めに設置されていました。

夜間は出ることができません。

36時間の船旅で事前に用意しておきたいもの

履物

36時間の長時間の船旅になりますので、スリッパやサンダルがあると便利です。
船内でもアメニティでスリッパの販売をしていますが、底が薄めのようです。

洋服

船内は基本的に長袖1枚で過ごすことのできる温度になっていました。

寝室は少し暑めでしたので、臨機応変に対応できるよう洋服の準備をしておくことをオススメします。

酔い止め

大きな揺れはありませんでしたが、微動の揺れはあります。
敏感な方は、微動でも船酔いをしてしまう可能性もありますので、酔い止めのご準備はしておくことをオススメします。

また、船内でもアメニティとして酔い止めの販売もあります。

通信環境

船内には、Wi-Fiなどの通信環境はありません。
基本、ネットは繋がらないものだと思っていたほうが良いでしょう。

ですが、時折地上の電波をキャッチすることがあります。
キャッチするものの、海の上ですので電波状況は不安定です。

36時間、電波の無い生活も悪くはないです。

東京⇔福岡　運賃

詳細情報はホームページよりご確認ください。

旅客運賃

※2021年2月現在。税込み価格です。

■個室は人数に関係なく１部屋当たりのルームチャージ制です。別途乗船運賃が必要です。
■6歳以上12歳未満は小人運賃が適用されます。大人の半額です。
■6歳未満は大人1人につき1名無料。
■往復割引もあります。詳しくはこちら
■学生割引もあります。詳しくはこちら

自動車航送運賃

※2021年2月現在。税込み価格です。

■自動車運賃には運転手1名分の運賃が含まれています。
■特殊車両は別途運賃が発生します。

特殊手荷物運賃

※2021年2月現在。税込み価格です。

■別途旅客運賃が必要です。

Go Toトラベルを適用！

2等洋室を予約しました。東京⇔福岡は通常料金17,340円です。

今回はGo Toトラベル適用期間内（2020年12月）でしたので、恩恵を最大限に受けました。
Go Toトラベルを適用し、6,065円引きとなり、11,275円となりました。

さらに、地域共通クーポンを2,500円分もらいました。
（地域共通クーポンは2人で5,000円分）

予約方法

予約方法は2種類あります。
●オンラインでの予約
●電話での予約

いずれも、出航日の1か月前から予約可能です。

私はオンラインで予約をしようとしましたが、既に満席の表示でした。
電話にて確認したところ、まだ空きがあるとのことでしたので、そのまま部屋を確保してもらいました。
オンラインで満席でも、まだ空席がある場合がありますので、電話での確認をオススメします。

注意点

出航1時間前までにはチケット購入手続きを！

今回、東京有明港より乗船しました。
予約時点で、事前に「出航1時間前までには必ず乗船手続きをお済ませください」との案内メールがきます。

私たちは、約1時間半前に港に到着し手続きを済ませましたが、窓口が2つしかありませんので、早めの到着をオススメします。

乗船手続き後は、広々とした待合スペースがあります。

出航してしまったら到着まで車両置き場に行くことはできない！

出航し船が動き出してしまうと、車両置き場には一切行くことができなくなります。

必ず出航前にご自身の車内に忘れ物がないか確認することをオススメします！

新門司港からの移動手段

新門司港到着後、公共交通機関まで足が無い方は、JR門司駅までのタクシーを利用することができます。
料金は、320円で複数人での乗り合わせになります。事前にタクシー券を購入し、乗車予約をする形です。

このタクシー券は、乗船中にインフォメーションで購入可能です。販売終了時間がありますので、お早目の購入をオススメします。
※早朝の到着になりますので、下船後にタクシーを拾うことは至難の業です。※

まとめ

「船は揺れないの？」と思っている方も多いと思いますが、私が乗船した際は大きく揺れることは無く、エンジンの影響なのかごく微動が常に続いているイメージです。

今回私は、徒歩乗船しましたが、車やバイクと共に乗船する方が多く、本来のフェリーの使い方はそちらが一般的だと思います。

乗船時間が36時間と少し長いですが、優雅に快適なフェリーの旅をされたい方にはオススメです！

現在は、新型コロナウイルスの影響で定員割れが続いているようですが、通常は人気な路線のようです。
特に、GW・お盆・年末年始はすぐに予約が埋まってしまう可能性がありますので、早めのご予約をお勧めします。
（予約は乗船日は1か月前から可能！）

他にも長距離フェリーがいくつか就航していますので、様々な路線のフェリーで日本を旅するのもおすすめです。

東京⇔福岡、東京⇔徳島、福岡⇔徳島 のいずれかのご移動や旅で時間に余裕があるのであれば、是非オーシャン東九フェリーを利用してみてはいかがでしょうか？

この記事が参考になれば幸いです！

ではまた！