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福岡空港から韓国・釜山へ!|渡航規制が大幅緩和され海外旅行へ容易に行けるようになったので、3年ぶり行ってみた。【韓国・釜山旅行】

みなさんこんにちは。

Kateです。(Twitter:@Is_kate27)(Instagram:@vol_kate_27

2022年11月ごろ、年末年始休暇を利用して2泊程度の国内旅行ができないか考えていました。

大分県からフェリーで四国に渡り、道後温泉などを巡るロードトリップや、鹿児島方面でキャンプ場を巡り「冬キャンプ」をする案を模索していましたが、
ふと、「韓国もしくは台湾であれば気軽に行けるのでは?」と思いつき、調べてみることに。

この構想になったのも伏線があり、少し前の10月ごろに、留学を機に友人となった台湾人が東京に観光に来た際に色々と観光地を教えてあげたことがありました。
その友人とは東京で会う約束をしていましたが、お互い予定が合わず実現しませんでした。
ただ、台湾から来日するあたりある程度の申請は必要なものの、来日へのハードルが低くなっていることを聞いていました。

そこで、コロナ禍前によく渡航していた、韓国・釜山へ行く方向で調べたところ、渡航ハードルはほぼ無いことがわかり、
年末の12月29日〜31日の2泊3日で釜山へ行ってきました!

航空券予約

今回、福岡空港国際線から韓国・釜山の便を予約しました。

福岡空港からは韓国大手の航空会社である大韓航空やアシアナ航空はもちろん、格安航空会社(LCC)も数多く就航しています。

福岡 to 釜山 就航しているLCC

・Air Busan
・JEJU Air
・JIN Air
・t’way

片道ずつの予約はもちろん可能で、今回往路をAir Busan、復路をJEJU Air
で予約をしました。

この2社を選んだ理由は、料金がリーズナブルであったことはもちろん、出発時間が希望と合致していたのでチョイスしました。

フェリーでも釜山へ行けるようになった!が、今回は断念

博多港から釜山港を結ぶ、JR九州が運行する「Queen beetle」が運行を再開していました。

これまで飛行機での韓国渡航しか手段を知りませんでしたが、今回は高速船での渡航を試みることにしました!
乗船時間は3時間ほどと長いですが、船内でもいろいろなエンタメがあるとの情報もありましたので、好奇心旺盛な私にとってはうってつけなアクティビティと考えました。

Queen beetle 特別割引料金(※2023年1月10日以降から分)

上記は2023年1月10日以降の割引料金ですが、2022年年末は、片道8,000円/人の料金設定でした。
この料金は乗船運賃だけで、燃料サーチャージが別途必要。問い合わせした際は片道あたり約5,000円との回答でした。

片道13,000円/人の料金で行ける!と思い電話予約をしましたが、落とし穴がありました。
私が渡航する日時は、フェリー会社が指定する年末年始扱いになり、割引料金の適用外でした。。。

正規料金になってしまい、往復で5万円弱となってしまうことが判明し、今回Queen beetleでの観光入国は断念しました。

 

韓国電子渡航認証「K-ETA」の事前申請

これまで旅行を目的とした短期間での韓国滞在にはVisaの発行/申請など事前申請無く渡航が可能でした。

コロナ禍になり大使館でのVisa発行が必要になったりと、一時的なVisa措置はありましたが、2022年11月より日本のパスポートであればVisa申請無しで渡航が解禁されました。

ですが、電子渡航認証(K-ETA)の事前申請をし、旅行許可の申請が必須となりました。
このK-ETAは、アメリカ入国時に必要なESTAのようなもので、事前にパスポート情報や宿泊先などを申請し、72時間以内に渡航認証を電子で発行してもらうシステムです。

K-ETA申請はインターネットからの申請手続きでした。サイト内は日本語が非対応で、質問内容は英語で記載があり、英語で回答する必要があります。
スムーズに回答できれば1人につき15分ほどで申請は完了します。

K-ETA申請時に必要なもの

・パスポート
・顔写真(JPG形式、100KB以下の容量、700×700ピクセル以下のサイズ)
・クレジットカード

K-ETAを発効できれば、日本のパスポートでは最大90日間の滞在が可能。有効期限はK-ETA発行日から2年間またはパスポート有効期限のどちらか早い方が適用されます。

仮に申請後に、申請に不備があった場合はハジかれ、再度K-ETAの申請が必要です。
その際、返金はないようなのでご注意を!
(友人は、パスポート番号を間違えて入力してしまい、再度申請したため料金を2回支払っていました。)

 

福岡空港国際線から韓国・釜山へ!

福岡空港の出発が早朝便だったため、7時ごろ空港に到着!
テレビでも報道があったように、福岡空港国際線ターミナル内は、チェックイン待ちの待機列が各航空会社とも大行列でした。

預ける手荷物はありませんでしたので、チェックインと搭乗券の発券のみ対応してもらいました。

チェックイン時に必要だったモノは下記

チェックイン時に必要だったモノ

・パスポート
・K-ETA証明書(プリントアウトもしくは電子メールでも可)
・(あれば)3回目以降ワクチン接種証明書

 

福岡空港国際線ターミナル内 出発カウンター

チェックイン自体は5分ほどで終了。
ただ、保安検査場入口までの大行列がこの後待っており、列に並び始め保安検査場を抜けるまでに30分以上かかりました。

早め早めに行動することをオススメします。

 

福岡空港国際線ターミナル内 EXCHANGE レート(2022年12月29日)

福岡空港国際線ターミナル内 EXCHANGEレートは、やはり少し割高でした。

韓国は日本よりもはるかにクレジットカード文化が進んでいますので、有事の際に備えて100,000won(約10,000円分)ほど持っていれば十分です。

また、クレジットカードであれば基本won払いの設定になり、リアルタイムレートで日本円換算で決済されますので
余計なお金を払うことも少なくなります。
(レート換算はカード会社により異なりますので、事前に調べることをオススメします)

今回の旅行で現金を使った場面は、
・公共交通機関の専用カードへのチャージ
・屋台で食べ歩き
ぐらいでした。合計でも30,000wonほど。

往路は「AirBusan」

今回の往路フライトは、AirBusanを利用しました!

機体は、A321-200。

基本、食事などの機内サービスは無く、食事したい場合は別途料金を支払えば注文できるシステムでした。

フライト時間はわずか40分で、低空飛行のまま着陸しました。この日は、対馬上空を飛行する経路でくっきり対馬を見ることができました。

 
 
 
 
 
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韓国入国にあたり、入国カードと税関申告書を飛行機に搭乗したタイミングでCAの方から受け取りました。

入国カードと税関申告書に関しては、日本語に対応した書面がありますので、CAの方に「I'm Japanese!」と伝えればもらえます。

また、韓国専用の健康観察カードもありました。こちらは事前にインターネットから申請していれば記入不要とのこと。
今回私たちは申請していませんでしたので、この黄色い紙を各々記入しました。こちらは日本語に対応した書面はありませんので、英語書面をもらえます。

 

韓国入国審査用紙

フライトが40分ですので、この書面の記入と多少の休息ですぐに着陸体制でした。

 

金海空港国際線ターミナル入国

釜山にある「金海国際空港」は、釜山市街地の西側にあり、川沿い(中洲部)に空港があります。

入国時は、記入した入国申告書とパスポートが必要。

入国検査では、特に質問されることなく、指紋と顔写真撮影がありました。
スタンプはなく、「immigration」シールをパスポートに貼られます。

金海国際線ターミナル

電車が走っており、釜山中心部までは30分もあれば移動が可能です。

福岡空港ほどではないですが、十分アクセス抜群な空港ではないでしょうか。

 

入国審査後 BUSANウェルカムボード

今回は、Wi-Fiをレンタル

いつも韓国旅行時は、SIMカードをAmazonで購入していましたが、今回は在庫不足のため注文ができず現地でWi-Fiをレンタルすることにしました。

このSIMカードは料金も安く、カードを挿入するだけで通信が開始されます。回線開通などの設定は不要です。
また、韓国に限らず東南アジア諸国でも利用可能なSIMカードです。

これまで数回韓国でWi-Fiをレンタルしたことがあり、今回も金海空港国際線到着口を出た正面のカウンターでWi-Fiをレンタルしました。

通信会社3社のカウンターがありますが、データ量無制限で最安値の「LG」を今回も選びレンタルしました!

レンタル料は、1日あたり5,500won。今回3日間レンタルしたので、16,500wonでした。(約1,700円)

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帰路は「JEJU Air」

帰路のフライトは、JEJUAirを利用しました!

ちょうど成田行きの便とフライト時間が重なっており、JEJU Airのカウンターは行列でした。

チェックイン時に必要だったものは下記。

チェックイン時に必要だったモノ

・パスポート
・(あれば)3回目以降ワクチン接種証明書

金海国際線ターミナル内 JEJUAirチェックインカウンター

この日は、年末31日ともあって、年越しを日本で迎える韓国人が多かった印象。

他の航空会社のカウンターも横にありましたが、同様に韓国人が多く見られました。

 

JEJUAir 遅延案内ボード

機材到着が遅れ、出発時間が50分ほど遅れました。

ただ、これもLCCの宿命と思っていますし、遅れることも想定してスケジュールを組むことをオススメします。

JEJU AirもLCCですので、機内サービスは無し。別途料金を支払えば注文できるシステムでした。

帰路フライトも約40分間。あっというまに着陸でした。

日本入国

コロナ禍になり、日本入国(帰国)時に「ファストトラック」という、検疫手続きが必要です。

この「ファストトラック」は、厚生労働省が運営する「Visit Japan Web」から申請が可能ですが、今回私たちはこの申請をすっかり忘れており
入国手続き前に専用カウンターで係の方に登録をしてもらいました。

登録時に必要な情報は下記でした。

ファストトラック手続きに必要なモノ

・パスポート
・3回目以降ワクチン接種証明書 もしくは 72時間以内の陰性証明書
・現居住地が分かる証明書(運転免許証など)

その後、入国審査のエリアに案内され、入国審査。日本人は専用の自動ゲートに案内され、スムーズに入国できました。
日本入国時は、係の方にお願いすればパスポートにスタンプを押してくれます。

「ワクチン接種証明書」 もしくは 「72時間以内の陰性証明書」が必須

私が帰国した2022年12月31日現在では、日本入国時に
・3回目以降のワクチン接種証明書
・72時間以内の陰性証明書
の、どちらかの提示が必須です。

韓国出向時にこのどちらかを所有しているかの確認がありましたので、入国できない心配はありませんが、
逆に、このどちらも持ち合わせていなかった場合、韓国国内でPCR検査を受ける必要がありますのでご注意ください。

今回の渡航費用

今回のフライト代は、

往路(AirBusan)約21,000円
復路(JEJUAir)約12,000円

合計 約33,000円でした。
※燃料サーチャージ料・空港利用料を含む

我ながら、格安でチケットを確保できたのではないかと思っています。

また、今回各航空会社の韓国決済で支払いをしましたので、日本語ページでの日本円決済額と比較し、同じ便でも少し安くチケットを確保できました。

まとめ

3年ぶりに、海外へ行っていきました。

今回は、比較的入国のハードルの低い韓国をチョイスしましたが、航空券も安く2泊3日はちょうどいいプチ旅行となりました。

12月の韓国は日中でも氷点下になるほど寒く、場合によっては路面凍結をしているイメージでしたが、
今回の3日間は比較的暖かく、ダウンジャケット1枚あれば十分でした。

円安ではありましたが、為替レートもそこまで悪くなく、全体的にコストを抑えリーズナブルに旅行ができました。

今後、長期休みを利用して積極的に海外へ行きたいと思います!

ではまた!

  • この記事を書いた人

Kate

20代のメーカー正社員/技術職 仕事はほどほどに基本定時ダッシュ!。趣味に最大限の時間を割く生活。 アウトドアな性格で、時間を見つけて行ったことのない地域へ旅行する日々。 語学留学/自転車で日本横断/アメリカ本土横断経験あり

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