みなさんこんにちは。
Kateです。(Twitter:@Is_kate27)
これまで富士山や日光白根山など、そこそこの山で登山をしてきましたが、今回『白馬岳』の登山ににチャレンジしました。
白板岳に決めた背景は、大雪渓を見てみたい・登ってみたいという思いで決めました。
1泊2日での登頂往復記をまとめました。
白馬岳登山を考えている方の参考になれば幸いです。
東京から白馬村への移動
平日の日中は仕事に追われるサラリーマンをしていますので、3連休のタイミングで計画をしました。
金曜日の仕事終了後、定時ダッシュを決めて急いで帰宅。シャワーを浴びてバスタ新宿へ。
18時にWILLER EXPRESSが運行する高速バスに乗り込み、22時半に長野駅に到着。
駅前の深夜帯まで営業している「らぁめんみそ家」で味噌ラーメンを完食!
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男2人ですし激安をモットーにしていますので、もちろんホテルには宿泊せず、長野駅前から少し歩いた場所にある「快活クラブ」の個室に宿泊!
朝ご飯は無料で、食パンとフライドポテトを思う存分食べ出発。
長野駅前から出ている白馬方面行きの路線バスに乗り込み、約1時間かけてJR白馬駅へ。
JR白馬駅からは北陸方面から車で参戦の友人と合流し、登山口である「猿倉登山口」へ。
入山書提出とアイゼンレンタル
任意ではありますが、登山者は入山書を書き提出します。万が一遭難等あった場合などに役立てられるそうです。
事前に白馬村のHPからPDFWOダウンロード/印刷し、記入した用紙を持参する形を推奨していましたが、現地にも用紙があるので記入することも可能です。
また、白馬岳山頂までの道のりの約半分が雪道です。
登山靴はもちろんですが、「アイゼン」が必須になります。
猿倉登山口の山小屋でも、アイゼンの貸出をいます。貸出のアイゼンは、簡易的なアイゼンですので、基本は事前にしっかりとした雪道用のアイゼンを取得しておくことをお勧めします。
私たちは、ランニングシューズで登山していますので、アイゼンなんてもちろん持っていませんので、レンタルをしました。
登山口から大雪渓まで
猿倉登山口からの登山コースは、砂利やゴツゴツした岩のコースです。足場もしっかりと確保されていて、勾配もそこまで無いので歩きやすいコースです。
大雪渓にアタック
白馬岳登山といえば、「大雪渓」
ここからはアイゼンを装着して登ります。
大雪渓は遠くから見ると全面真っ白に見えていましたが、近くで見ると砂や石混じりの雪でした。
年中雪が溶けないエリアなので、夏場でもひんやりしていました。
写真では少し分かりにくいですが、赤色の塗料が大雪渓の終点まで引かれています。
この赤色の線に沿って登ります。
私たちがアタックした日は天気が悪く、霧がかかっていました。(登山用語では「ガスってる」というそうです)
5m先も見えない中で正直引き返しを考えましたが、翌日は晴天の予報でしたのでなんとしてでもご来光を見たい一心で登ることを決意!
(遭難リスクもあるので、無理は禁物です)
大雪渓を登り終えて上から見下ろした一枚です。
天気も回復し、霧も解消されこれまで登ってきた大雪渓が一望できました。
大雪渓登山中は、何度か落石の音があり、実際に30MAISON PLEASUREほど横を落ちていくこともありました。
石のは手のひらサイズぐらいでしたが、勢いがすごく当たると間違いなく怪我するレベルでした。本当に落石には気をつけてください!
村営白馬岳宿舎に宿泊
猿倉登山口を出発してから6時間ほどで、事前に予約をしていた「村営白馬岳頂上宿舎」に到着!
チェックイン
チェックインであることを伝え、宿泊者情報を用紙に記入します。
料金は前払いで、現金のみです。
宿泊料金とは別に、シーツカバー代金を支払います。
もちろん、予約をする際に案内はありますので、持参することも可能です。
持参していない場合は、使い捨てシーツを1,000円で購入します。
今回、夕食/朝食付きプランにしました。
写真は朝食のみですが、人数分の食券をもらえます。
割り振られる部屋の案内をもらいます。
部屋
フロント横の階段を上がると、客室になってます。
廊下には、大きなシューズボックスがあります。
靴はもちろん、ステキックなども置くことができます。
部屋は、大きな2段ベットタイプ。
部屋の中にも布団の場所ごとに番号が割り振られています。
掛け布団、敷布団、枕が常設されています。
ここに1,000円で購入したシーツカバーをかけて、寝床を作ります。
夏場でも深夜帯はマイナスまで気温が下がりますが、布団は肉厚なので、十分暖かいです。
洗面台・トイレ
水洗式のトイレと洗面台があります。
洗面台では、歯磨きなどはもちろん、飲料水としても使えるそうです。
トイレは、思った以上に綺麗でした。便座は冷たいですが、大きい方も安心してできます。
夜飯・朝飯
フロントの正面に食堂があります。
食券を係の方に渡して入室。
食器は一人一枚までで、ビュッフェ式です。
新型コロナ感染対策として、アルコール消毒とビニール手袋を装着します。
揚げ物までありました。
この日の夕食のメインは、生姜焼きでした。
白米と温かい味噌汁までありました。
夕食はこんな感じ。
こちらは朝食。
おかわりは自由です。食材が並んでいるものは何度でもおかわりできますし、この日は宿泊者が少なかったせいか「食べて」と言われました。
テント場
この宿泊施設は、今回私が泊まった屋内の部屋とは別に、裏の平坦な場所にテント場があります。
やはり、テント泊をしている方は圧倒的に多かったです。
テント泊専用のトイレもありました。
白馬岳 頂上
起床し、6時ごろには山頂へ。バックパックは置いたまま、カメラや貴重品などだけを持っていきました。
山頂までの道のりは約1時間程度。かなりの強風でしたが、なんとか頂上へ。
快晴で雲も少なく、とても綺麗なご来光を見ることができました。
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復路
山頂から降り、宿泊施設へ。
少し仮眠をして、朝食を食べて、往路と同じ道を下山。
当初、違うルートでの下山を考えており、「鑓温泉」で入浴をして猿倉登山口を目指すルートを企んでいましたが、今年は登山道工事のため閉鎖されていました。
復路は2時間ほどで下山。大雪渓の雪道は、滑るようにして降りました。
料金
宿泊料金は、夕朝食付きで1泊1人10,000円でした。
栄養満点のご飯も満足いくまで食べれて、この値段は割安と思います。
シーズンや曜日などで、料金は変動しますので公式HPよりご確認の上予約をお願いします。
また、テント泊は1人1,500円です。
まとめ
今回は、白馬岳登山記をまとめました。
夏場に雪道を登山できるルートで、なかなかなスリルのある登山です。
アイゼンは必ず必要ですので、お忘れなく!
ではまた!